2013年05月14日

啓発

昔から大好きな人、桜井章一さん。
俺のブログからは、余り馴染みのない人かもしれないが、この人は感性、直感、野性的から静寂まで、全てに於いて超越している御大です。
裏麻雀という世界で20年間無敗の方です。

このブログをいつも見ている人はご存知の通り、俺は本が大好きでありまして、雑食的に読みまってます。
その中でも、やはり震える言葉というモノには、物凄く感銘を受けます。
回りくどい物言いではなく、直接的な文言、即ち「鉄は熱いうちに打て」などというシンプルなもの。

これに長けている本は、素晴らしく心に染み入ってくるのです。
そして今回紹介したい本は、桜井章一さんの「負けない技術」です。


啓発

この人は本当にすごいと思います。
人間社会においては、常に勝て勝て精神が持て囃されてますが、このお方は、人間勝ち続けることなんて有り得ない、それよりは負けない技術を身につけるほうが良い、と提言してくれました。

昨今、今日の自分に勝て!だとか、常に常勝あり!だとか言いますが、これだと限界があります。

しかし、平常心で負けない人は、常に上記を凌駕しているわけです。
しかも軽い、非常にライトなわけです。

日本人の性質といいますか、気質となりますが、戦時中の♪勝ってくるぞ勇ましく~というものが残ってるんですね。
なので、どの社会も負けることを許さず、勝つことのみを徹底して教えてますが、そうではないのだ!ということを教えてくれます。

自分に負けない精神論というのは、勝ちましょうという定義ですね。

社会主義最高と思われていたが、資本主義が一番だということでこの地は豊かになりました。
しかし、21世紀の今、この資本主義も危うくなってます。
新しい主義が要求されているんだと思います。

資本主義社会は、最高の考え方として来ましたが、これでもまだ完璧ではなかったのですね。
そうなると、もはや人間一人ひとり、負けないという技術を身につけるしかないのではと思います。
今居る自分の着地点から、一歩だけ前へ進んだ考え方を身に付ける。

昨日、ギター弾かなかったから、今日弾こう。
という観点ですね。

イチロー選手のルーティンを真似ている人が多いと思いますが、こと仕事に於いてはルーティンではいけないのです。
同じことを繰り返し行うと、人は退行していきます。
今日も同じことが出来た、という認識になってしまうのです。
それよりも、昨日やらなかったことを今日やってみる、その中で新しきモノが生まれると思います。

試行錯誤、創意工夫、素晴らしき言葉がありますね。
人間だから生き続けないといけなし、やり続けないといけないんです。

生き続けないといけなし、やり続けないといけないのですから、変化が必要なんです。
変化素晴らしい!

よく出た俺!

仕事にも人生にも変化が必要なんですね。
変わることを実感すること、これこそが一番必要なのではないでしょうか。




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Posted by NOV at 23:35│Comments(0)ROCK
 
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