プロとは

NOV

2013年05月21日 22:16



いやーこの人の本を読んで、本物というのはちょっとした差なんだと思いました。
この微差が出来る人かそうでない人かで、本物になれるかどうかということですね。

ギターも同じで、僕も講師をしていた時によく「昨日は何時間弾いた?」って聞いてました。
そうすると弾いてない子は、弾けなかった理由から話すんですね。

ここに講師としての役割が発揮されるんです。

弾けなかったことへの申し訳無さから、出る言葉なんだと、純粋に分かってあげられるか。
そりゃ、NOV道場だったら「今日は運指をしとけ!!」ってなりますけどね(笑)


僕が考えることは、弾こうと思わせられなかった己が未熟なんだということですよね。

ギター始めようと思った人に、ギターで沢山のことが出来るという夢を持たせることが一番大事なんです。

結婚式で祝いの曲を弾きたい、自分で演奏したい、あの人のように成りたい、、、このような経緯で皆さん習いに来てくれます。
なので自分のエゴで生徒を教えるものではないと考えてます。
弾きたかったから、習いに来たのであって、弾ける水準を高めるための講義は必要ないのですよ。
引けた!面白い!もっとギターを弾きたい!!これこそが大切なものであると思います。
そしてこれは、技術力じゃなく、人間力の方が大きいんですね。

相撲道と同じく、心技体。



先の本の著者、斎藤一人さんの言葉を借りると

『期待通りで当たり前』
『期待以下なら消えるしかない』
『期待以上で、はじめてプロ』

おぉ!!しかないですね。


我々は、常に何らかのアクションを起こして対価を得てます、その取り違えがあっては絶対にいけないんですね。


己が今、何を生業にしているのかということを今一度認識してやりたいものですよね?!


関連記事