KAGEROU 齋藤智裕
KAGEROUを読んでみて。
正直、作者が芸能人と分かった上で読んだので、文学的要素が強いかもって思ってたが、すごく読み易いSF小説でだったのでビックリした。
(名前が売れている人の作品って、どうしても小難しい描写を使ってしまうイメージなので・・)
読みやすさの理由は、全編が脚本のような書き方であるためだと思いますね。
内容は、自殺と臓器提供という命を扱ったもの。
テーマには深さがあると思います。
しかし、主人公の自殺する願望の切迫感がいまいち感じられなかった。
それを差し引いてもよく書けていると思います。
あまり読書されない方でもすぐに読めると思いますので、是非この機会に読んでみてください。
あとは、あの水嶋ヒロがって思うくらいにダジャレが入りますw(いい悪いは別として)
ネタバレにならないように、個人的感想のみという形で終わります。
そして今週は、長編大作を借りてきました。
上下巻1300ページ余り・・・上下二段構成・・・目測を誤ったΣ(|||▽||| )
他にもう一作長編を借りてしまった・・・
一日、100~150ペースで読み進めないと行けないけど、読み始めるとどっぷり嵌る作品らしいので楽しみながら読もう。
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